サークル内に初心者と上級者が混ざっているとき、全員が楽しめる試合の組み合わせに悩む幹事さんは非常に多いです。
「上級者ばかりのコートに初心者が入ると申し訳なさそうにする…」
「初心者同士だとラリーが続かず、上級者が物足りなそうにしている」
全員が完全に満足する組み合わせを作るのは簡単ではありません。しかし、「配置の工夫」や「ハンデ戦」を取り入れるだけで、実力差があっても全員が笑顔で楽しめるゲーム回しが可能になります。
今回は、多くの社会人バドミントンサークルで実際に成果を上げている「4つの効果的な試合の組み方」を解説します。
サークルの規模や使用できるコートの面数に合わせて、以下の4つの方法を柔軟に使い分けてみてください。
上級者と初心者がペアを組み、対戦相手も「上級者×初心者」のペアにします。対角線上に上級者が位置するように配置すれば、上級者が初心者をカバーしつつ、上級者同士の激しいラリーも同時に楽しめます。
初心者ペアと上級者ペアが対戦する場合、最初から「初心者側に15点プラス(15-0からスタート)」などのハンデを設けます。上級者は1点も落とせない緊張感があり、初心者はゲームに勝つ喜びを味わえます。
上級者に対して「スマッシュ禁止」「クリアとドロップのみ」「初心者のコートへは優しいレシーブのみ」といった制限を課します。上級者は配球やコントロールを磨く練習になり、初心者はラリーを長く続けられます。
最初の1時間は全員ごちゃ混ぜで交流を深め、後半の1時間は「ガチコート」と「エンジョイコート」に完全に分けて試合を行います。活動内でメリハリをつけることで、双方の不満を最も解消しやすい王道の方法です。
「あなたは初心者なのであちらのコートです」と直接口頭で伝えると、参加者が疎外感を抱く原因になります。心理的な摩擦を生まずにコントロールするには、以下の工夫が有効です。
- 名札ケースやゼッケンの「色」で分ける:受付時に実力に合わせて名札の紐の色(赤・青など)を変えておき、「後半は同じ色同士で集まって試合をします」とアナウンスすると非常にスムーズです。
- 組み合わせ作成ツールの活用:サークルのWEBツールなどを使い、事前に登録した実力ランクを基に、ボタン一つで機械的に組み合わせを出力します。システムによるマッチングにすることで、幹事への不満を防げます。
上級者だけのサークル、初心者だけのサークルにするのではなく、多様な人が集まるコミュニティを維持するためには、試合の組み方の工夫が欠かせません。
「今回はラリーを長く続ける練習」「今回は勝ちにこだわるガチ戦」といった目的を明確に持たせることで、実力差に関係なく、全員が満足度の高い活動時間を過ごせるようになります。ぜひ次回の練習から取り入れてみてください。


コメント