全体での基礎打ちが終わり、いよいよサークルの醍醐味である「ゲーム練習(試合)」が始まります。「初心者が試合に入っても足手まといにならないかな…」と不安になる必要はありません。バドミントンは、ショットの技術よりも「進行マナー」や「周りへの配慮」ができるプレイヤーが最も歓迎されます。大人のサークル活動で恥をかかないための試合の入り方と進行の暗黙ルールを解説します。
1. ゲーム(試合)への入り方マナー
順番の待ち方とコートへの入り方
サークルによって「対戦管理ボードにネームマグネットを貼る」「順番にじゃんけんで決める」など独自のルールがあります。自分の番が来たら、一緒にコートに入るメンバーに「よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶をしてコートに入りましょう。
最初のペア決め(じゃんけんと挨拶)
社会人サークルでは基本的にダブルスで行われます。4人がコートに揃ったら、まずは全員でじゃんけんをしてペアを決めます(グーパーで分かれることが多いです)。ペアが決まったら、対戦相手だけでなく、自分のパートナーにも「よろしくお願いします、足を引っ張ってしまったらすみません!」と一言添えると、一気に場の空気が和みます。
2. 試合開始前のスムーズな準備
コートに入ったらスムーズに試合へ臨む
サークルの練習時間内では、基本的に事前に基礎打ちの時間をしっかり消化しているため、コートに入ったら時間をかけずにスムーズに試合を始めるのがマナーです。ただし、遅刻してきてまだシャトルを一度も打っていない人がメンバーにいる場合などは、怪我防止のために「少しだけクリアを打ちますか?」などと声を掛け、1分程度軽くシャトルを打つ場合もあります。周りの様子を見て、臨機応変に対応しましょう。
サーブ権を決める「じゃんけん」
最初のサーブ権(またはコートの選択権)は、ペアの代表者同士がじゃんけんをしてシンプルに決定します。公式大会のようにシャトルを落として向きを見る「トス」は、通常のサークル練習では面倒なため行われません。じゃんけんに勝ったら「サーブで」または「レシーブで(コートはそのまま)」と伝えましょう。
3. ゲーム中の4大・暗黙ルール
試合中に最もプレイヤーの「品格」が出るポイントです。以下の4つは必ず実践してください。
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シャトルは「ネットの上から優しく」返す
ラリーが終わった後、相手にシャトルを返すときは、ラケットで下からすくい上げるようにしてふわりとネットの上を通して手渡しするように返します。ネットの下から転がしたり、強い球で打ち返したりするのは絶対にNGです。
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ミスをした時・シャトルが当たった時は声で「すいません」
フレームに当たって変な軌道で点が入ってしまった時(木枠ショット)や、意図せず相手の身体にシャトルを当ててしまった時は、大げさに手を挙げたりせず、シンプルに相手へ聞こえるように「すいません!」と声をかけて謝意を示します。
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シャトル拾いは「自分のコート側」なら積極的に
ネットに引っかかったシャトルは、基本的にシャトルが落ちた側のコートの人間が拾います。相手側の近くに落ちた場合でも、自分のミスであれば積極的にネット際まで拾いに行く姿勢を見せましょう。
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点数は「直前に点数が入った方」を先にコールする
サークル練習では、サーブを打つ人が「直前のラリーで点数が入った方の点数」を先に、周りに聞こえる大きな声でコールしてからサーブを打つのがスムーズです(例:相手チームに点数が入ったなら、相手の点数を先にして「5 – 3」とコール)。
4. 試合終了後のマナー
ネットを挟んでのシンプルな挨拶
規定の点数(※現在のバドミントンは15点先取が主流ですが、サークルによっては従来の21点先取で行うなどルールが異なります。周りに合わせましょう)に達してゲームが終わったら、すぐにネット際に集まります。過度なパフォーマンスやラケットを合わせるようなことはせず、対戦相手とパートナーの目をしっかりと見て、「ありがとうございました!」とシンプルに一礼を交わします。
シャトルの回収と速やかな退場
コートに落ちているシャトルをすべて拾い、次に入る人たちのために速やかにコートの外へ出ます。もし使っていたシャトルがボロボロ(羽が折れているなど)になっていたら、新しいシャトルと交換するか、サークルのシャトルケースに戻すのがマナーです。
もし試合中にルールや自分の動く位置(ポジショニング)が分からなくなったら、恥ずかしがらずに「すいません、初心者なのでどこに動けばいいか教えていただけますか?」とペアに聞いてみましょう。社会人サークルの経験者は、頼られると喜んで教えてくれる優しい人がとても多いですよ。


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