Q82. ロブを高く上げて時間を稼ぐべきシチュエーション

結論:自分が追い込まれ、「ホームポジション」に戻る余裕がない時が最大の使いどころです!

ロブは相手に攻撃権を与えるショットですが、高く上げることで「シャトルが落ちてくるまでの時間」を稼げます。この時間を有効に使うべき3つのシチュエーションを意識しましょう。

  • 1 ネット前に突っ込み、体勢が大きく崩れた時
    ヘアピンなどを無理に拾いに行き、次の動作に移れない時は迷わず高く上げます。シャトルが空にある数秒間を使って、四隅を狙われないようコートの中央(ホームポジション)へ確実に帰りましょう。
  • 2 ラリーが続き、呼吸を整えたい(スタミナ切れ)時
    激しいラリーで息が上がった際、滞空時間の長いロブを打つことで、一瞬の「休息時間」を作れます。深く呼吸をし、心拍数をわずかに落ち着かせるだけで、次のレシーブの集中力が変わります。
  • 3 相手が「前がかり」でプッシュを狙っている時
    相手がネット前に詰めて、甘い返球を叩こうと手ぐすね引いている場合、その頭上を越える高いロブは有効です。相手の攻撃リズムを強制的にリセットさせ、後ろへ走らせることで体力を削れます。

注意: ロブが中途半端な高さや長さ(ハーフ)になると、相手にとって絶好のチャンスボールになります。やるからには「天井に届くくらい高く」「エンドラインぎりぎりまで深く」を徹底して、相手に強いスマッシュを打たせない工夫が必要です。

参照元:ヨネックス バドミントン上達ガイド / 守備から攻撃への転換:ロブとクリアの使い分け